履歴書を書き間違えたら?|
修正テープ・二重線は使える?
公開:2026年10月10日 情報の確認日:2026年10月10日 運営:株式会社リスト
結論
履歴書を書き間違えたら、修正テープ・修正液・二重線・訂正印は使わず、新しい用紙に書き直します。 ハローワークの資料は、これらで直すことは「厳禁とされており、最初から書き直す必要があります」と案内しています。 書き直しを減らすには、鉛筆で下書きしてから清書するか、パソコンやスマホで作る方法があります。
ハローワークと労働局の資料ではどう書かれているか
| 資料 | 書き間違えたとき(原文) |
|---|---|
| ハローワーク「応募書類の作り方」 | 「間違えた場合、修正液、修正テープ、二重線、訂正印などを用いたとしても修正することは厳禁とされており、最初から書き直す必要があります。」 |
| 北海道のハローワーク「履歴書の書き方」 | 「書き間違えた場合は、修正液や修正テープで訂正するのではなく、新しい用紙に書き直しましょう。」 |
| 青森労働局「就職活動の必需品 履歴書の書き方」 | 「間違って記入した場合には、修正液(修正テープ)等で訂正することなく、新しい履歴書に書き直してください。」 |
| 滋賀労働局「履歴書の書き方」 | 「間違えた場合は、もう一度書き直しましょう。修正液等は使用しないようにしましょう。」 |
どの資料も「書き直す」で一致しています。二重線と訂正印まではっきり書いているのはハローワークの「応募書類の作り方」で、こちらも使わないよう案内しています。法律で決まっているわけではありませんが、応募先が受け取る書類なので、公的な案内に合わせておくのが無難です。
使うペン:黒のボールペンか万年筆(消せるボールペンは不可)
- ハローワークの資料:「筆記用具は黒色のボールペン・万年筆等を用います(鉛筆、シャープペンシルは不可)。」
- 滋賀労働局の資料:「消せるボールペンは改ざんや重要な情報が消える可能性があるため、使用しないようにしましょう。」
- にじみやすいペンは、書いたあとに手でこすって汚れることがあります。乾くまで紙を重ねないようにします。
書き直しを減らす3つの方法
- 鉛筆で薄く下書きしてから清書する:滋賀労働局の資料も「鉛筆で下書きをするとよいでしょう」としています。インクがよく乾いてから、消しゴムで下書きを消します。
- 先に別の紙かスマホに文章を書いておく:志望の動機や職歴は、書きながら考えると間違えやすい部分です。文章を決めてから書き写すと、途中で止まりません。学歴の年は「入学・卒業年の早見表」、資格の正式名称は「免許・資格欄の書き方」で先に確かめておくと安心です。
- パソコン・スマホで作る:ハローワークの資料は「今は『手書きでもパソコンでも構わない。』とする企業が多い」としています。北海道のハローワークの資料も、手書きかパソコンかに決まりはないとしたうえで、「A4横書きによりパソコンで作成」される方が多いようだと書いています。間違えても直してから印刷すればよく、書き直しがありません。
求人データで見る「手書きの指定」
手書きでないと受け付けてもらえないのでは、と心配する人は多いです。同じ運営会社の求人サイト iACTOR!(医療・介護・歯科・薬局など)に掲載中の求人155,848件の文面を調べました(2026年10月10日時点)。
| 求人の文面 | 件数 |
|---|---|
| 「手書き」という言葉がある | 233件(0.15%) |
| うち、履歴書を手書きで、という指定 | 見つからず(前後を読んで確かめた約60件は、すべて介護記録・看護記録などの仕事の説明) |
| 「自筆」「直筆」で履歴書を指定 | 3件 |
| 「写真貼付」など、履歴書に写真を貼るよう指定 | 435件(0.3%) |
履歴書を「自筆」「直筆」で出すよう求人の文面で指定していたのは、15万件のうち3件だけでした。「手書き」という言葉も、確かめた範囲ではすべて仕事の説明でした。多くの求人は、履歴書をどう作るかを文面では指定していません。
このデータで言えるのは「求人の文面に書かれていたか」だけです。文面に書かれていなくても、応募の電話や面接の案内で手書きを求められることはあります。iACTOR!の求人の99%はハローワークの公開求人を取り込んだもので、医療・介護などの仕事に限った数字です。
手書きを指定されたとき
青森労働局の資料は「手書きの履歴書を希望する事業所もありますので事前に応募先にパソコン等で作成した履歴書でもよいか確認しましょう」としています。求人に「手書き」とあるときや、迷ったときは応募先に聞きます。
手書きで出す場合も、先にスマホやパソコンで内容を作っておき、それを見ながら書き写すと、書き間違いが減ります。
履歴書ノートで作るとき
- 厚生労働省の様式例にそった履歴書を、スマホやパソコンで作ってPDFにできます。間違えたところは入力し直して、PDFを作り直すだけです。
- 入力した内容はPDFを作るときに文字の大きさをそろえて配置するので、手書きのように行が曲がったり、字の大きさがばらついたりしません。
- 手書きを指定されたときは、作ったPDFを印刷して見本にし、書き写すこともできます。
- 登録しなくても、PDFを作るところまで無料で使えます。
よくある質問
- 履歴書に修正テープを使ってもいいですか。
- ハローワークの「応募書類の作り方」は、修正液・修正テープ・二重線・訂正印のどれを使っても、修正することは「厳禁とされており、最初から書き直す必要があります」と案内しています。新しい用紙に書き直してください。
- 二重線を引いて訂正印を押せば大丈夫ですか。
- 役所の書類では二重線と訂正印で直すことがありますが、履歴書についてハローワークの資料は二重線・訂正印も使わず書き直すよう案内しています。
- 消せるボールペンで書いてもいいですか。
- 使わないでください。滋賀労働局の資料は、消せるボールペンは「改ざんや重要な情報が消える可能性があるため、使用しないようにしましょう」としています。黒のボールペンか万年筆で書きます。
- 1文字だけ間違えたときも書き直しですか。
- はい。修正の跡が残る直し方はすすめられていません。書き直しを減らすには、鉛筆で薄く下書きしてからペンで清書し、乾いてから消しゴムで下書きを消す方法があります(滋賀労働局の資料も鉛筆での下書きにふれています)。
- 手書きとパソコン、どちらで作ればいいですか。
- どちらでもかまいません。ハローワークの資料は「今は『手書きでもパソコンでも構わない。』とする企業が多い」としています。ただし手書きを希望する事業所もあるので、求人に指定がないか確かめ、迷ったら応募先に聞きます。
- パソコンで作った履歴書に、手書きで書き足してもいいですか。
- 日付や署名などを手書きにするよう指定された場合を除き、全部をパソコンで作るほうが読みやすくなります。書き足した部分を間違えたときも、作り直して印刷し直します。
出典
- 厚生労働省・都道府県労働局・ハローワーク「応募書類の作り方」(平成30年3月発行・4ページ。2024年6月版にも同じ記述):hellowork.mhlw.go.jp
- 北海道のハローワーク「履歴書の書き方」:jsite.mhlw.go.jp
- 青森労働局「就職活動の必需品 履歴書の書き方」:jsite.mhlw.go.jp
- 滋賀労働局「6. 履歴書の書き方」:jsite.mhlw.go.jp
- 求人の集計:iACTOR!(医療・介護・歯科・薬局など)掲載中の公開求人155,848件(2026年10月10日13時05分〜13時10分時点・求人のタイトル・仕事内容・応募資格・勤務時間の備考などの文面で数え、言葉の前後を読んで意味を確かめた)
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